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十人十色

〜潜在数秘術認定アドバイバーが綴る日々の想い〜

男に降参した女

わたしの事

 

男が嫌いでした。

女である自分も嫌いでした。

 

ビジネス社会において、女は不利であると思っていたからです。

だから、女である自分を必死になるべく消そうとしていました。

 

私は大学卒業後、客室乗務員になりその後海外で生活をしていました。

日本に戻りすぐ、外資系大手保険会社で営業職に就きました。

40人ほどの営業所の内、女性は私ともう一人の計2名だけでした。

外資系なので、会社全体でも女性の営業は数えれる程でした。

 

男なんかに負けたくなくて、スーツは全てパンツスーツ。

朝から、日経新聞を読み、化粧は薄く、眼鏡をかけていました。

女であることを、できるだけ隠すために。

男に、できるだけ近づくために。

 

北新地や銀座での接待も、男と同じようにこなし、

飲めないお酒を、家に帰ってぶっ倒れるまで、飲みました。

ただ、男に負けたくなくて。

 

こっち(女)は、男よりはるかに長い髪を洗い、長い髪を乾かし、

化粧水をつけ、美容液をつけ、乳液をつけ、化粧をする。

朝晩の支度だけでも、男より最低1時間も時間のロスがある。

その間、1件でも多く営業が出来る。

 

生理だってあるし、丸々1ヶ月万全ではないのに、男にはそれが無い。

だからこそ、私より成績の悪い男が許せなかったのです。

セミナー講師をするようになり、成績の悪い男達を罵倒しまくっていました。

こっち(女)は、女なのに寝る間も惜しんで、這いずり回って、

売上げ上位をキープしているのに。そんな事しか頭にありませんでした。

男と張り合って、男に勝つこと。

 

とある日、

取引先の社長に『女の担当はいらない』と言われたとき、その日シャワーを

浴びながら、悔し涙を流した事があります。

 

それから、より女を捨てようと努めました。

実際、私は男に近づけば近づくほど、仕事は出来ました。

 

周りの女友達からは、かっこいいキャリアウーマンだと言われ、

もてはやされました。

だけど、心の奥では、どこか寂しかった。

女として扱われて、腹立つ自分と、

女として扱われないことが、無性に悲しくる、

相反する想いを抱く自分がいました。

 

男も嫌いだったし、女も嫌いだった。

女を武器にし、男に甘え、男の前だけぶりっ子になる女も大嫌いだった。

どちらも、私にとっては、ライバルだったし疎ましかった。

 

でも、そんな状況から一人のオトコが救ってくれました。

そのオトコは、同じ営業所で、私と同じく売上げ上位をキープしており、

会社全体でも数少ないトップ営業マンでした。

彼には絶対に負けたくなくて、私個人は本気で彼をライバル視していました。

 

でも、トップ争いをしていたある月、私は彼に負けてしまいました。

私なりに、全身全霊をかけたのに、彼に負けてしまったのです。

悔しくて悔しくて、今まで溜めていた感情が抑えきれなくなった時、

その彼は、全てを受け止めてくれたのです。

 

その後、色々あり私は彼と婚約をし、仕事をやめました。

一緒に暮らしていく中、彼の日常を間近で見ていて、私は気付いてしまったのです。

男に勝てるわけねーーーー!!!

男ってすげーーーー!!!!降参!!!!

って。

 

物理的にも、女の私より何倍も体力がある。

私は、女なりに頑張ってたと思ってたけど、それはただの勘違いで傲慢だった。

毎朝早くに起きて会社に行き、夜遅くまで仕事する。

接待でお酒を飲む事もある。

ものすごいプレッシャーの中で。仕事の愚痴を言うまでもなく。

そんな日々を、何年も何十年もずーーーーーっと繰り返すことが出来るなんて、

私には出来ない。

 

一生懸命、外で戦って帰ってくる男。

そして、戦ってきてくれたお金で私を生活させてくれる、素敵な男。

私は、美味しいご飯を作るだけ。掃除はたまにするだけ。

あーー。

女って、それで良いのかーー。って実感したのです。

男に頼ることって、こんなにも楽なんだと。

女に戻してくれた彼には、心から感謝しています。

 

残念ながら、その彼とは今は別々の道を歩んでいますが、

彼のおかげで私は男に頼ること、女の身体は元来、狩りには不向きで、

狩りから帰ってきた男に守ってもらうもので、且つ、

男が狩りに全力が出せるようにサポートする事で、

良きチームになる事ができると、知ることができました。

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今は私を支えてくれているオトコ達を心から尊敬し、頼りっきりですが、

もっともっと頼る事、覚えたい今日この頃です。(達?たち?w)

 

 

今日の名言

男性と平等でありたいと求めるような女性は、

野心が足りていない。

- マリリン・モンロー -